9.新しく生まれ変わるパート2

 聖書箇所/ ヨハネによる福音書 3章 1節~21節

1さて、ファリサイ派に属する、ニコデモという人がいた。ユダヤ人たちの議員であった。 2ある夜、イエスのもとに来て言った。「ラビ、わたしどもは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神が共におられるのでなければ、あなたのなさるようなしるしを、だれも行うことはできないからです。」 3イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」 4ニコデモは言った。「年をとった者が、どうして生まれることができましょう。もう一度母親の胎内に入って生まれることができるでしょうか。」 5イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。 6肉から生まれたものは肉である。霊から生まれたものは霊である。 7『あなたがたは新たに生まれねばならない』とあなたに言ったことに、驚いてはならない。 8風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者も皆そのとおりである。」 9するとニコデモは、「どうして、そんなことがありえましょうか」と言った。 10イエスは答えて言われた。「あなたはイスラエルの教師でありながら、こんなことが分からないのか。 11はっきり言っておく。わたしたちは知っていることを語り、見たことを証ししているのに、あなたがたはわたしたちの証しを受け入れない。 12わたしが地上のことを話しても信じないとすれば、天上のことを話したところで、どうして信じるだろう。 13天から降って来た者、すなわち人の子のほかには、天に上った者はだれもいない。 14そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。 15それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。

16神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。 17神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。 18御子を信じる者は裁かれない。信じない者は既に裁かれている。神の独り子の名を信じていないからである。 19光が世に来たのに、人々はその行いが悪いので、光よりも闇の方を好んだ。それが、もう裁きになっている。 20悪を行う者は皆、光を憎み、その行いが明るみに出されるのを恐れて、光の方に来ないからである。 21しかし、真理を行う者は光の方に来る。その行いが神に導かれてなされたということが、明らかになるために。」

◇ 前回学んだように、私たちは新しく生まれ変わり、神様と再び結ばれた朽ちることのない霊をいただかなければ、神の国に入ることはできない、ということを知りました。

8節でイエスが語っている「風」とは、罪から解放された自由な霊、ということです。

 13節の「人の子」とはイエスが自らを呼ぶニックネームみたいなもので「人の子の他に天に昇った者は誰もいない」イエス以外に人から生まれた人で神になられた人はいない、という意味です。

 14節では旧約聖書の民数記21章に出てくる話を持ち出してきます。モーセが青銅で作られた蛇を木の先につけ高く掲げると、その蛇を見上げた人は裁きから免れました。

 イエス自身がこれと同じように木(十字架)にかけられ、私たちがこのキリストを見上げる(信じる)事によって裁かれずに救われるということを示しています。

 イエス様はご自身が神の御子であって、十字架にかかって私たちの罪のために死なれ、それによって御子を信じる者には「永遠の命」を授ける権限を与えられました。

このキリストの十字架を毎日見つめながら人生のゴールを目指して進みましょう。


 

Rejoice Community Church

リジョイスコミュニティーチャーチ   牧師:松本和人     沖縄北中城村にあるプロテスタントの単立キリスト教会です。 教会の建物を持たずに家庭礼拝を行っています。 ※現在はリモートで礼拝を行っています。