10.迷い出た一匹が救われるとき

 聖書箇所/ルカによる福音書15章 1節~10節

「見失った羊」のたとえ

 1徴税人や罪人が皆、話を聞こうとしてイエスに近寄って来た。 2すると、ファリサイ派の人々や律法学者たちは、「この人は罪人たちを迎えて、食事まで一緒にしている」と不平を言いだした。 3そこで、イエスは次のたとえを話された。 4「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。 5そして、見つけたら、喜んでその羊を担いで、 6家に帰り、友達や近所の人々を呼び集めて、『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください』と言うであろう。 7言っておくが、このように、悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある。」

「無くした銀貨」のたとえ

8「あるいは、ドラクメ銀貨を十枚持っている女がいて、その一枚を無くしたとすれば、ともし火をつけ、家を掃き、見つけるまで念を入れて捜さないだろうか。 9そして、見つけたら、友達や近所の女たちを呼び集めて、『無くした銀貨を見つけましたから、一緒に喜んでください』と言うであろう。 10言っておくが、このように、一人の罪人が悔い改めれば、神の天使たちの間に喜びがある。」

【メッセージ】私たち一人一人が主イエスを信じて心の中に招き入れたとき、天国では何が起こっているのかが書き記されています。なんと地上でひとりでも悔い改めて、イエスを信じて救われたその瞬間、神の天使たちの間で喜び歓喜が起こっていると書かれています。それくらい、神様にとっては私たち一人一人が救われることを大切に思ってくれているわけです。だから、あなたの人生でたとえ一人でも、イエス様を信じるように導けたなら、その人生にはとても大きな意味があるということを示しています。

 私たちも神に愛され、イエス様を信じて罪を赦していただき、天の御国に入る権利を与えられたのですから、あなたの愛する人たちにもぜひ天国行きの切符をもらってほしいと思いませんか?



Rejoice Community Church

リジョイスコミュニティーチャーチ   牧師:松本和人     沖縄北中城村にあるプロテスタントの単立キリスト教会です。 教会の建物を持たずに家庭礼拝を行っています。 ※現在はリモートで礼拝を行っています。